豪雪 2021年 1月 9日
読書 2021年 1月24日
冬の満月 2021年 1月28日
桜と梅 2021年 3月20日
春の満月 2021年 6月24日
また読みたい本 2021年 8月15日
夏祭り 2021年 9月12日
ホテル 2021年11月22日
1月7日。この日朝から曇り。ふと気がつくと、外は猛烈な風。時計は、午後2時ころでした。そしてこの後、夕方から雪が降り出してきました。とはいえ、職場から出たとき、雪の絨毯程度の積雪。深さにして3cmありましたかね?ぐらいでした。
8日、金曜日。早起きしてみると、30cmほどの積雪。気温は明らかに氷点下。積もっている雪は粉雪です。傘を差してカーポートへ、クルマを見ると、フロントもリアも凍り付いています。出庫直前に水で溶かさないと、と思いながら家に戻ります。
職場に送ってくれる息子に、この後、雪が更にひどくなる予報だから、きょうは家に帰らない準備をしてきたと言いました。鞄には、夕食用の防災食を入れて、また、ロッカーには、寝泊まり用にいろいろと既に入れてあります。もし、帰りの時間に雪がひどいようなら、迎えに来ないように。そして、あなたも帰宅を考えず、職場近くのホテルに行くようにと、告げました。
退勤の時間、外は積雪50cmを越えて80cmになろうかという勢いです。LINEを見ますと、息子は迎えに行くとあります。時計は午後7時。たった1.5km来るのに、90分以上かかっている様子です。そしてまもなく来ました。
帰りの車列に入ろうとしますが、全く動いていません。隙間も空きません。これは無理と判断し、反対方向に、回り道を選びます。がしかし、そこもまもなく動かない車列となりました。約2kmを1時間以上かけて移動します。スマホでチェックすると、まもなくでかい雪雲が来るとあります。それまでの1時間の間にも前のクルマのテールランプが見えなくなるような振り方がありましたが、今度のは桁違いのようです。
近くのコンビニに入ろうと助言します。時間は8時半、息子は、コンビニ駐車場にクルマを引き入れます。そして、コンビニに入って、弁当と飲み物を買ってきてくれました。それを車中でいただいている間、猛烈な雪が降ってきました。確かに桁違いです。周囲が全く見えなくなりました。やっぱり、情報は大切だと思った瞬間でした。
9時を過ぎて、猛吹雪も終わり、あれほどの渋滞にも少し動きが見られるようになりました。更なる積雪で道路と路肩の区別もつきにくい状態ですが、前のクルマのテールを見ながら行けばどうにかなるということで、帰宅再開。コンビニ駐車場を後にしました。
道路は積もった雪による凸凹。何度もスタックしそうになります。対策のための道具は入れてあるのですが、どうにか使わずに、融雪されている道の入口にたどり着きました。ここまでの約4kmに1時間ほどかかりました。
そこからは比較的楽です。そして最後、また積雪で凸凹道を0.8kmで自宅到着。さいわいなことに、コンビニからは、降雪は強弱ありながらも視界不良になるほどにはなりませんでした。
9日。積雪は120cmに達したとのこと。自宅前の道路に除雪車が来た形跡がありません。きょう、土曜日。仕事お休みの日で良かった。どうしたって出勤不可能です。
西村京太郎さんを知らなかった。
小説はそれなりに読んできましたが、あまりというか、ほとんどミステリーものを読んでこなかったからでしょう、その人がミステリー界の著名人だと知らなかったのです。
ことの始まりは、2019年12月11日。その日は朝から晴れていいお天気。気温も12月にしては、暖かいと感じるほどになりました。そして、月の暦では、14.5。つまり満月。もしかしたらと期待していましたが、午後からだんだん曇ってきて、日が暮れる時間には、すっかり空一面、雲に覆われてしまいました。
この日も無事に仕事を終えたことを感謝して、帰宅しました。いつものようにパソコンでメールチェック。すると、“入荷待ちの本が入りました”が、届いていました。
たいてい午後7時ぐらいに、そのサイトに入ってみても、とっくに手遅れ、売れてしまっていることがほとんど。ですので、いちおう調べてみるかなぁぐらいの気持ちです。
「あった!しかも2冊も!」
ありえない。ラッキー!と、買い物かごに2冊とも入れます。しかし、これだけでは送料無料の金額に届いていません。それでは、他に読みたい本はないかな?と検索をかけますと、1冊、SFものがヒット。読みたい本だったので、買い物かごに入れます。が、それでも足りない。新たなワードで検索。ヒットした本のタイトルを見ていくうちに、“十津川警部 北陸新幹線殺人事件”
「えっ、“十津川警部”ってだれ?著者“西村京太郎”って知らないな。でも、北陸新幹線で殺人事件なんだ。おもしろいのかも?とにかく入れておけば送料無料になるから……」と、興味本位で買い物かごに入れました。
そして、ついでのついでということで、“十津川警部”で検索をしましたら、あっと驚く大量ヒット!こりゃどうしたことか?更に“北陸”を加えてみると、ずっと減りましたので、在庫ありの、寝台特急「北陸」殺人事件、雷鳥九号殺人事件、十津川警部 北陸新幹線「かがやき」の客たち、十津川警部北陸を走るもまとめて買い物かごに入れて注文してしまったのでした。
こうして届いた本。入荷待ちまでしていた本を速攻で背表紙を外して、神の束にします。この手順は、2001年のエッセイにあるので、興味のある方はそちらを参考になさってください。そうしてからドキュメントスキャナーにかけ、OCRソフトでテキスト出力します。次に、次作の誤認識文字更正ソフトで誤認識を直します。そして読書です。
この日、ついでに買った本は、そのうちにと、OCR待ち棚に載せたまま年を越してしまったのでした。
その本が、テキストファイルになったのは、翌2020年1月25日の午後6時を過ぎてから。
この日、晴れて最高気温8度。真冬にしては暖かい日でしたので、昼下がりから、貯めていた本を順番に背表紙を切り落としては、紙田場にしてスキャナを通していく作業を始めていました。午後5時。外はもう真っ暗。そろそろやめようと思ったのですが、まだOCR待ちの本が机の上に……。どうしようか迷います。この先、感染対策で自宅軟禁?みたいにならない保証はないし、やっぱやっておくかと……。
なお、一緒に届いていた
さて、あれから1年経って、どうなったかといえば、平日は、家と職場の往復の毎日、休日は、自宅軟禁ということで、西村京太郎さんの十津川警部シリーズを以下のように買い求めてしまったのでした 笑。
これら全てを読破してはいませんが、かなり読みました。もともと、人を殺す描写は、あまり好きではありません。たとえ空想の人物であっても……。ということで、描写によっては、そこでクローズしてしまった本もありますね 苦笑い。
朝から日差しがあったりなかったり。どの程度曇っているのかわからないが、とにかく真冬にしては、暖かいと思います。今月8日から降り出した雪。その日、帰宅困難者になりかけました。そして翌日、全ての道路が積雪で交通麻痺のようになってしまいました。まだ、路肩には、1メートル、ところによっては2メートルを越えるほどの積み上げられた雪がありますが、ここ1週間、この時期にしては暖かい…… 一昨日は最高気温13度……、のせいでしょう。雪がどんどん緩んできています。このまま消えてくれるといいなと思います。
仕事を終えて帰宅しました。夕食の後、いつものようにメールチェックなどして時間を過ごします。そして、もしかしてと妻に外を見てもらいますと、満月が出ているとのことでした。
さっそくスマホを南東の空に向け、シャッターを切ります。午後8時16分。美しい満月の写真ゲットです。
星もきれいというので、シリウスに向けてもらい、シャッターを切ります。時間は17分。次にオリオンが18分。
休日、雨か雪でなければ、妻とウォーキング。距離は、いつも4km。ときどき1km増えるし、たまに2km増えたりもします。
朝からいい天気。ウォーキング日和です。南風も吹いています。
朝食の後、妻といつもの道に出ます。そしていつもの坂道を登った先の神社にお参りします。参道入口の鳥居近くの桜の花が、風に煽られています。散ってしまうかも?そう思いながら、いつもなら南に向かうところ、北の道を選びます。風に押してもらおうという魂胆だったりします。ついでにだらだら下り道ですので、楽ちんです 笑。
坂道を降りたところにある公園の満開の桜も風にあおられています。これはやっぱり撮影しておこうということで、スマホをポケットから取り出します。そして更にウォーキングを続けます。
次の目的地も神社。そこは桜ではなく梅。着いてみると、梅の花も花盛りです。お参りをしてから、スマホで撮影。そして、帰り道。今度は、向かい風。しかもだらだら上り坂。
2月27日は、雪の朝。それもまもなくやみました。そして徐々に空は晴れ渡り、夕方にはほとんど快晴。見事な満月が東から登ってきていました。時間は、ちょうど午後8時。満月と、シリウス、オリオンをそれぞれ写真に収めました。
3月29日。この日、終日晴れ。最高気温も24度と、この時期にしては、異例の暖かさになりました。実際、この月は、1日が最高気温21度から始まって、数えてみると、最高気温が15度を越えた日が、15日もあり、そのうち4日が20度を越えていたのですね。
日が暮れてすぐ、東の空に満月です。スマホで撮影いたしました。
4月27日。昨日に続いて晴れました。ただ、4月にしては寒い日でしたね。この日も期待しましたよ。そして夜。やっぱり出ましたまん丸お月さん。それもなんと、ピンクムーン。撮りました。
5月26日は、日中晴れ時々曇り。そして午後5時。雲ってしまいました。その夜、ときどき空を見てもらいましたが、残念ながら、雲厚く、望みなしと判断しました。
6月24日。この日曇りがちだったのですが、午後4時から雲が取れて晴れてきました。そして夜。出ましたストロベリームーン。
先月、放送大学の前期単位認定試験が終わりました。今回も経済関連6科目です。ちょっと自信の持てない科目もありましたが、もう終わったので、結果は結果ということで気持ちを切り替えようと、かなり前にOCRした小説を読むことにしたのです。
開いたフォルダーは、やっぱり“sf”で、その中には、“Arthur Charles Clarke”、“Edmond Moore Hamilton”、“James Patrick Hogan”、“Philip Jose Farmer”などなど作家別のフォルダーと、それとは別に、“StarTrek”、“StarWars”と、シリーズ別のフォルダーがあります。それを順番に開いてみると、どれにもかなり前にテキストにした小説が入っているのです。古さは、20年前プラスマイナス5年です。開いてみると、やっぱり今よりずっと認識率の低かったOCRソフトで出力されたテキストだと分かります。誤認識は、単独の誤認識文字が散在していたりもありますが、ときどき一行まるごと解読不能となっていたりもあります。『よく、こんなので読んでいたものだなぁ』と、思いますが、あの頃はこれで最高だったのです。
そうやってsf意外、他のフォルダーも見てみますと、sfに特に多く古いOCRソフトで出力されたテキストが入っていることが分かりました。作家別であろうが、シリーズ別であろうが、おかまいなしに古い……、つまり誤認識率の高いテキストが並んでいます。
『だったら、もう一度やろう!』
そう思ったのです。
本のスキャンデータを保存しはじめたのは、2011年9月3日からなので、それ以後の書籍は、本そのものがなくても、OCRのやり直しが可能です。今、やり直したいものは、全部それよりもっと古いのですから、もう一度本を買い求めるしかありません。ということで古書通販サイトで調べてみることにしました。とりあえずシリーズもので調べやすいということで、スタートレックで検索してみると、19冊出てきました。
合計2370円です。それら全部カートに入れて、注文。数日後にそれは届きました。
今は、一冊ずつドキュメントスキャナでページを読み取ってテキストを出力、誤認識文字を直す自作ソフトで誤認識文字を添削して順番に読んでいるところです。もちろん、読み取ったページの画像は、全部保存しています。いつか、もっと良いOCRソフトができて、また読みたくなったら使うかも?です。
これはスタートレックに限らず、また読みたいけど、認識率があまり良くなかった書籍でやっていこうと思います。たぶん、感染対策自宅軟禁生活はまだ続くでしょうから 笑い。
ことの始まりは、昨年の暮れ。6日の日曜の午後だったか、それとも13日だったかな?
玄関チャイムが鳴り、妻が急いでマスクを付けて、玄関に向かいます。しばらくすると、わたしを呼びに来ました。いったい誰が何の用事で…、と思いながらマスクをしながら玄関に出てみます。
その方は、ご近所の方。用件は、町内会の副区長を4月からやってほしい。持ち回りなのでということでした。持ち回りならしかたがありません。妻がわたしをサポートするからという条件で、引き受けることにしました。
翌年3月21日。南風の吹いた暖かい日曜日。早々に朝食を食べ、9時少し前、公民館に妻と出かけます。中に入ると、受付。アルコール噴霧器で手指消毒、非接触型体温計で体温を測り、受付担当者に、名前を告げ、次の副区長……と、告げます。するとわたしを呼ぶ声です。レジメを受け取り、そちらに向かうと、現副区長の方でした。
公民館のいちばん広い部屋に、椅子が点在してあります。その方と並んで座るとはいえ、距離があります。妻は、その方と反対側の椅子にいます。例年なら、部屋に多くの人が集まり、にぎやかなはずですが、今年は関係役員だけの定例会で、年度替わりの役員引き継ぎだけなので、閑散としています。
この時期にしては暖かめとはいっても、暖房は必要です。ですが、窓を開けているので、着てきたダウンジャケットは脱げません。どなたもそのようです。
こうして、会が終わり、前任者と引き継ぎをし、みなさん早々に帰って行かれました。残っているのは、区長と、相談役、そしてわたしたち夫婦だけになりました。話し合うことは、今年度の展望です。昨年度に予定した行事すべて行わなかったか、ごくごく縮小しただけ。今年は?……
ちょうど一年前、新型コロナ感染の国内流行が始まりまもなく、これは“三年かかる」、少なくともとの見解を持ちました。そこにどんな根拠があるのか?については、過去の抗ウイルス剤の開発から認可が下りるまで、ワクチンの開発、そして認可が降りるまでのデータによりどころを置いて、急げ急げ!の発破が掛かって、関係するたくさんの人たちがよってたかってやれば、もしかして……です。これに新型コロナウイルスの致死率が上がるのか?それとも下がっていくのか?も大きく関わるでしょう。
このことを踏まえて、「おそらく今年度も昨年度同様でしょう」で、話し合いが終わり、部屋の後片付けをして、公民館を閉めて、帰りました。
副区長は、地蔵尊祭という夏祭りの責任者になることが決まっています。そこで、引き継いだ関係書類をよりどころとして、今年の計画から運営までの手順を考え、区長さんなどと相談し、日程などを決める作業に入りました。
こうなりますと、地元の感染動向をしっかり把握しておかなければなりません。毎日アップデイトされる県内の感染情報を毎週ダウンロードし、次作のツールで、集計、統計処理し、それをもとにして、傾向などを読み解きます。
また、近隣ではどうなのか?他の都道府県ではどうしたのか?どうするのか?をインターネットで探ることも行います。
6月になって、いよいよ具体的に決めなければならなくなりました。県の感染ピークは、5月22日にあり、わたしの住む市は、それより4日前の18日でした。以後、徐々に減ってきています。回帰係数分析でも、“減少”が証明されています。このままいけばゼロもありえます。“開催”を踏まえて準備を始めることにしました。
祭りは、御坊さんにお念仏をあげていただくことから始まります。お寺さんに連絡を入れて、8月22日となりました。しかし、どちらの祭りも感染対策のために、中止を決めたり、関係者のみの縮小開催となっています。やはり、わたしたちもそれを無視するわけにはいきません。
7月24日。朝食後、妻とお地蔵様の建物の清掃に向かいます。例年であれば、希望者を募ってとするのですが、感染対策上、集まっていただくわけにはいきません。
6月27日に県の感染者0となり、市も0です。ところが7月12日あたりから増えてきました。そして二週間。明らかに“増加”が、分析結果にも現れてきています。これを無視できるほどわたしは……ではないので……。
8月に入り、区長と相談し、地蔵尊祭は、関係者のみ。どなたもお呼びしないことを正式に決めました。そして15日、お地蔵様の建物の清掃に入ります。お寺さんにも確認の電話をいたします。
感染者数は、増加の一途。統計的分析結果にもそれを裏付ける値がでます。果たして来週、縮小開催さえできるのだろうか?と思ってしまいます。
8月21日。明日の開催中止を決断。関係者に電話連絡し、以後どうするのか?については後日判断したいとも伝えます。県の緊急事態宣言が出るというのに、たとえ関係者のみであるとしても、中止せざるえません。
県の感染ピークは、8月15日にあり、市のピークは、20日にありました。その後、多少増減があったにしても、“減少”傾向を裏付ける数値が分析結果に表れています。もしかしたら、そう遠くないうちになんとかなるかもしれない。そう思った9月4日だったのでした。
やっぱり来ました、緊急事態解除。これを逃してはいけない!早く楽になりたいし……、そう思って、お寺さんをはじめ、関係各者に12日開催を打診します。関係者のみでですから、いいだろうとの手応えがあり、本格的にお寺さんと日程の調整を始めます。午前11時になら受けるとなり、決定です。
11日の午後、お供え物などをスーパーに買い出しにいきます。12日の朝、お堂を開き、清掃し、飾り付けなど全てをわたしと妻の二人でやります。必要な物品を運び込んだりなどなどいろいろも。
区長さん他数名が、そしてお寺さんがいらっしゃいました。お互いに挨拶をして、そしてまもなく、お念仏が始まりました。ほっとした瞬間でしたね。でも、頭の中は、お念仏が終わった後のことを考えています 笑。
全てが終わり、皆さんそれぞれ帰られました。出した物は、元に戻し、開いた物は閉じて、持ってきた物は持って帰り、渡す物は私、受け取る物は受け取り、配る物は配り、最後にお堂に鍵をかけたとき、時刻はお昼。
「ああ、終わったぁ!」
妻に頼んで食べに行くことにしました。行き先はモスバーガー。でかいのを食べたくて…… 笑。
11月22日、この日今年度初めて自分のために休みを取りました。お天気は昼前から雨が降り出し、それでも気温は18度ほどもあり、この時期としては暖かい方です。
昼下がりを過ぎるあたりまで妻と家にいて、「そろそろ行こうか」と、カバンを持って家を出ます。行き先は、市中心部にあるホテル。
感染成立の3条件。
その1は、感染源の存在。これは見た目に分かるものではありません。誰がウイルスを持っているか分かるくらいなら、苦労はしません。でも、それを変わりに明らかにしてくれるものがあります。
観戦状況は、緊急事態解除以後、徐々に感染者数が減って、10月9日に待望の“0”となりました。その後、多少の増減がありましたが、同月31日に0を記録した後、感染者数0が続いています。つまり感染報告がないということです。
その2は、感染経路。これは接触、飛沫、そして空気。この中でコロナに関しては、接触と、飛沫経路が、遮断されていれば良いのです。そのためには、手指洗浄消毒、そしてマスク。
どの3は、感受性宿主。わたしは5月6月にワクチン接種しました。妻は7月8月です。
これらにより、決めたのです。感染源は極めて少ない。感染経路は、マスクと距離を多く取ることで遮断できる。感受性宿主はワクチン接種済み。だからホテルに泊まろうそして……!と。
ホテルのエントランス。誰もいません。受付カウンターで予約者であることを告げて、ルームキーを受け取ります。そしてエレベータで目的の階へ上がり、教えてもらったルームナンバーを探します。
部屋にカバンを置いて、少し休憩を取ったあと、傘を持って階下に降りていきます。外はやはり雨です。わたしたちの旅行?にしては雨は、珍しいなぁと思いました。少し歩いて、街の繁華街に入りますが、月曜だからもあるでしょうか、ほとんど誰もいません。静かなものです。とにかく早めの夕食にしようということで、手近のデパートに入り、エスカレータで食堂の階へ上がります。フロアは、どれも閑散としているようです。目的の階もほとんど歩いている人がいません。
「どこで食べよう?」
順番に見ながら回廊を歩きます。
「ここがいいんじゃない?」
と、とんかつのお店に入ります。ここは熟成肉のとんかつで有名です。
注文したのは、やっぱり熟成肉のとんかつ定食。お客は、わたしたち以外には、もう一組いるだけ。静かな物です。
まもなくきました!とんかつ定食。やわらかぁ!おいしい。
ゆっくりしたいところですが、今夜はそうもいきません。お勘定を済ませたわたしたちは、1階へと降りて、雨の歩道に出ました。
ホールに着いてみると、同じ目的の人たちが、順番に手指をアルコールで消毒し、体温を測定し、チケットを見せては、会場へと入っていきます。わたしたちもコンサート会場の扉をくぐって、指定の座席へと向かいます。
そして始まりました!
この日、待望の角松敏生さんのコンサート。どうしても見たかったのです。
去年から、この手のイベントゼロ。なにもなしです。今年もきっとないに違いない。そう思っていたら、なんとある!しかも地元に来てくれる!行かないわけにはいかないでしょう。
当然ですが、観客は、立ちません。声も出しません。拍手だけです。それでも良かった。ありがとう、角松さん!
コンサートが終わり、席を立ったわたしたち、しずかにホールを出て、雨の中、ホテルへと歩きます。途中コンビニに寄って、ワインとおつまみを少々。そして明日の朝食のパンなども合わせて買い求めます。
いつもなら、バーでいっぱいいきたいところですが、そこはそこ、やはり感染対策に不安があります。マスクを外さなければなりませんし、いくらこちらが気をつけていても、無頓着なお客、ぺらぺらつばを飛ばしてしゃべる誰かさんが一人もいないという保証はありませんから、やはりくわばらくわばらです。
明日は祝日なので、チェックアウトぎりぎりの11時までいるつもり。妻と二人、お部屋で乾杯です。
……やっぱりそうなりました 笑。