ヴァーティカルステレオアンプ AT-VSA30

2010年 9月11日(土曜日)

はじめに

 8月28日に野暮用で名古屋に出かけることがあり、その日は朝から午後4時まで缶詰。
ようやく終わって、ビルを出れば、もう夕方近くの5時だというのに、めっぽう暑い。あっというまに汗がたらたら流れてくる。
早々に地下鉄に乗って、次の目的地は大須にと...

オーディオアンプ

 もともとは、ただのウィンドーショッピングのはずだった。
そうやって何件目。
ノムラ無線に入ってみたら、展示棚からポップな音楽が聞こえてくるではないか。
いい音だなと聞き込んでいると、コンパクトなアンプでスピーカーを駆動しているとのこと。
それを触ってみて、なるほど。
幅73mm、高さ177mm、奥行き133.5mmと、コンパクトで、スタイリッシュな感じ。

AT-VSA30

 オーディオテクニカのヴァーティカルステレオアンプと、後でホームページを見て分かったのだけど、いいなぁって、ことで、ちょいと衝動買いをしてしまった。

 入力は、ピンプラグ(LR)2系統。それをフロントのボタンで切り替えるようになっている。
フロントパネルにもステレオミニジャックがあるので、これは3番目の入力かなと思っていたら、リアにある2番目のピンジャックが自動的に切り替わるようだ。
出力は、LとRのスピーカー端子のみ。
フロントにある大きなダイヤルがボリュームで、回すと重からず軽からず、ちょうどいい。
これを、TASCAM 16チャンネルアナログミキサー M-164の出力の1つにまずは繋ぐ。

周波数特性:30〜20kHz(±3dB)

最大出力レベル:5W+5W (4Ω)/5%歪時

外形寸法(突起部除く):H177×W73×D133.5mm

質量:約635g

入力端子:LINE1(リア)RCAピンジャック LINE2(リア)RCAピンジャック LINE2(フロント)φ3.5ステレオミニジャック

出力端子:スピーカー端子

オーディオスピーカー

 こうなると、やっぱりそれなりのスピーカーがほしくなる。
そういうことで、1週間後、地元の電気店は、ジョーシンに行ってみた。
ここには、きちんとオーディオのコーナーがあって、スピーカーだけのブースもあったりする。
そこで、お店の人に頼んで、展示しているスピーカーの音を聞かせてもらった。
狙い目は小さなスピーカー、ブックシェルフ。
なぜって、置き場所にすんごく制限があるので、前もって横幅と奥行きで20cm、高さ40cmまでと決めていたのだ。
そうして聞かせてもらううちで『これいいなぁ』の1品が見つかった。
値段を聞いて、4万2千円つぅことで、少々高いと二の足を踏んでしまっていた。

「これ、いい音ですね。けど4万はちょいと高い。残念だけど、もうワンランクしたのにするしか...」
「これ1本で、このお値段なんですよ」
「えっ!2本じゃないの?」
「お値段は、1本でいくらのと、2本でいくらのとがありまして、このあたりのはみな1本でのお値段なんですよ」
絶句。

 スピーカーって、1本で買うなんてことあるの?
たいてい... 大多数は2本セットじゃないの?
なんか不合理感って感じに包まれた私だったが、そこはそこ、さっさと気を取り直してもっと安いので聞かせてくださいと、聞いている中で見つけた1品。

BronzeBR1

 展示品限りということだった。
私は展示品でも全然オーケーなので、「はい、これください」と即決。
あっそうそう、ヴァーティカルステレオアンプ AT-VSA30 は、展示品だったな。
そういうことで、展示品をお持ち帰りするつもりだったんだけど、たまたま在庫があったということで、レジカウンターで手渡されたバンボール箱。
もった瞬間、ずしりとした手応えが伝わってくる。
後で調べて分かったのだが、スピーカー本体の重量は、2本で8.7kgもあったのだ。

形式:2 ウェイ・ブックシェルフ型(防磁)リアーポート・バスレフ

使用ユニット:25mmゴールドドーム・C-CAM トウィーター,140mm MMP Mk2 Bass mid-rangeユニット

インピーダンス:6Ω

許容入力:70W

能率:88dB

周波数特性:55Hz-30KHz(*2)

寸法:W165xH260xD180mm

重量(G.W.):8.7Kg/pair(*)

備考:シングル・ワイヤ接続

まとめ

 アクティブスピーカーより、ちょっといい音が出るようになった。
高温の伸びと、低温の重量感がいい。
あまり音の善し悪しは分からないほうなのだが、私好みの音であることに間違いなしってことだな。


Updated:2010-september-11; by 抹茶