ICR-RS110M

2011年 2月11日(金曜日)

 録音機能があるラジオということで、三洋電機から出ている1台を入手。さっそく使ってみてのストーリー。

 これは、ラジオとICレコーダーの合体もの。
しかも三洋電機さんは、操作ボタンをいくらか音声でガイドしてくれるので、すんごくありがたい。

準備

 電源は単三電池1本。
それに付属のマイクロSDカードを装填することで、オーケー。
とはいっても、このマイクロSDをどこに装填するのか最初わからなかった。
けっきょく、触ってみたあげくの果てに、向かって右側面下側に爪でひっかけて開けるフタがあることを教えてもらうということになった。そのフタの内側にマイクロSDスロットとUSB端子があったのだった。

ボタン

 ボタン類の名前と役割をとりあえず書くが、ラジオモードと再生モードなど、どのモードにあるかで、同じボタンでも名前(役割)が変わる。

正面

左側面

右側面

 次に、使い方のおよそを書いてみる。
ボタン名やモード名などは、マニュアルを読んだわけじゃないので、便宜上ということでご理解いただきたい。

カレンダー

「 メニューボタン→共通設定メニュー→カレンダー設定」と入る。
年、月、日、時間制、時、分と決めていくが、ここは音声ガイドなし。

  1. 初め年に入っていて、左右カーソルで、それぞれの設定欄に入る。
    上下カーソルで、ピピと聞こえるところがある。年なら、2000年、付きなら1月、日なら1日、時間制なら24H、時なら0時、分なら0分。
  2. 決定ボタンで、カレンダーが決まる。

ラジオプリセット

 まず、ラジオモードになっていることが前提。
登録したいラジオ局が聞こえているところで、正面上の5つのボタンのうち、好みのボタンを長押しすると、そのボタンにプリセットされる。
AM、FMそれぞれ5つ登録できる。

 たいていは、このプリセットしたラジオ局でオーケー。
プリセット外の局を聴きたいってことなら、決定ボタンで、プリセットモードから出て、左右ボタンで、周波数を上下できる。

ラジオ録音と再生

ラジオを聴いていて、『ここ』と思えば、正面中央左の録音ボタンを押せば、そこから録音が始まる。
録音中は、ラジオ局を変えることはできない。
録音停止は、録音ボタンの右、停止ボタンで録音が終わる。
手動での録音ファイルは、AMなら、TUNER_AMに、FMなら、TUNER_FMに入っている。
ラジオモードから、正面右下のSDリストボタンで、SDモードに入り、正面中央右の再生ボタンを押すことで、今録音したファイルが再生される。

再生

 まず、SDモードに入っていることが前提。
正面下側の十字キーの中央の決定ボタンで「フォルダ選択設定モード」に入る。
上下左右キーで目的のフォルダを探して、決定キーでフォルダを開く。
フォルダ内のファイルは左右キーで移動するが、ここは音声ガイドがない。最初のファイルでピピとビープ音が鳴るので分かるだけ。
ファイルを選択し、再生ボタンでファイルが再生される。
ファイルを選択しての再生では、必ずファイルの先頭から再生が始まり、前回途中まで聴いたということは無視される。
再生を聴きながら、再生ボタン押すと、低速再生(70%)、もう1度押すと高速再生(150%)、もう1度押すと、ノーマル再生となる。

ファイル分割

 SDモードで、ファイル再生できることが前提。
ファイルを再生し、分割したいところで、再生を停止する。
正面上の5つのボタンの左から4つ目のボタンを押して、「ファイル分割モード」にする。
十字キーの右ボタンを押し、決定ボタンを押すと、ファイルが分割される。

予約

  1.  正面左下の予約ボタンで予約モードに入る。
    デフォルトで、予約1に入っている。
    下カーソルで1から20まで移動し、1に入るとピピと音が出る。
  2. 決定ボタンで、予約番号を決める。

「実行設定モード」を決定。

  1. 上下カーソル。ピでオン、ピピでオフ。

「繰り返し設定モード」を決定。

  1. デフォルトで、1回。下カーソルで、毎日。下カーソルで、曜日設定。ピピで1回に戻る。
  2. 曜日設定で決定ボタンを押すと、曜日設定モードに入る。
  3. 「曜日設定」を決定。

    1. まず、右左カーソルと上下カーソルで、ピピを探す。ここが決定。
    2. 決定の左が火曜で、下向きに、水曜、木曜、日曜、月曜、火曜とトグルになっている。
      決定の下向きに、金曜、土曜、決定とトグルになっている。
    3. 曜日を決めて、決定ボタンでチェックが入る。
    4. 上下左右で決定に移動し、決定ボタンで、曜日が決まる。

「開始時間設定モード」を決定。

  1. デフォルトで、字の欄に入っている。ただし、すでに使ったことのある予約であれば、直前に設定した時刻になっている。
  2. 上下で、ピピと聞こえるところに移動し、0字を確かめ、下向きに、23時、22時となり、上向きに1時、2時とする。
  3. 右向きで分の欄に入り、まず上下でピピの0分を確かめてから、上で1分、2分、下で59分、58となる。
  4. 決定で開始時刻を確定する。

 録音開始時刻をたとえば20時00分としてみた。
ところが実際に録音ファイルをたしかめてみたら、20時00分44秒からとなっていた。
これは、ちょっと問題だよ。
20時ちょうどに始まる番組を録音しようと思ったら、19時59分開始としないとあかんってことだ。
けど、これには、大きな誤解があった。

 そもそも、このラジオには、自動的に時刻を合わせる機能があって、私はそれを電波時計だと勝手に信じてしまっていた。
だから、このラジオレコーダーは時間を合わせる必要がないと思っていたのだった。
けど、実際は、電波時計じゃなかった。

  1. メニューボタンを押して、「共通設定メニュー」の「」時報設定モード」を決定。
  2. 「実行設定モード」は、ピでオン、ピピでオフ。
  3. 「受信先設定モード」の、ピがFM、ピピがAM。
  4. 「プリセット設定モード」は、上ボタンで、プリセット1、プリセット2、プリセット3、4、5と設定があれば移動する。1がピピ。
  5. 「周波数設定モード」は、プリセットで設定しないときに使う。
  6. 「受信時間設定モード」... これがミソ。つまり、受信するラジオ局から送られてくる時報「ピ ピ ピ ピーン」の「ピーン」で、時刻を合わせるシステム。ということで、毎日必ず「ピーン」が送られてくるラジオ局で、時間でなければならないわけで、ついでに、この時間が、留守録と時間がかぶってはいけないということになる。
    ピピが午前0時で、上向きに1、2、3時、下向きに23、22、21時となる。分の設定はもちろんない。
  7. 「時報を決定します」

 ということで、時報合わせをした後は、きちんと9時なら、9時0分で、録音が始まるようになった。

 さらに、連続した予約を入れてみた。
1つは、4時59分から、5時5分。2つ目は、5時5分から5時10分としてみたのだが、2つ目の5時5分からの録音が開始されなかった。
そこで、今度は、9時25分から9時30分と、9時31分から9時40分と1分のインターバルを煎れてみた。そしたら、うまくいった。
こういうあたり、ちょっと注意がいるようだ。

「終了時間設定モード」を決定。

  1. 開始時間設定と同じ使い方。

「動作設定モード」を決定。

  1. 上下で録音とラジオを切り替えるが、ピピで録音となる。

「録音元設定モード」を決定。

  1. 下向きカーソルで、AM、FM、マイクを切り替えるが、ピピでAMとなる。

「プリセット設定モード」を決定。

  1. 上向きでプリセット1から5を切り替える。ピピでプリセット1。

「周波数設定モード」を決定。

  1. プリセットで設定してあれば、自動的に周波数が入っている。
  2. プリセットのない局であれば、ここで周波数を決めるが、音声なしでは面倒。

「録音先設定モード」を決定。

  1. 下で、T1からT5となる。ピピで、T1。

「出力設定モード」を決定。

  1. 上下で、ピがオン、ピピがオフ。

「予約を決定します」

  1. 決定ボタンで予約完了。
  2. 停止ボタン(十字カーソルの上の3つのうちの真ん中のボタン)で予約モードから出る。

ラジオ局プリセット。/h2>
  1.  正面下の3つのボタンのうちの真ん中で、AMFMを切り替える。
  2. プリセットモードに入っていれば、左右カーソルで、プリセット局が切り替わる。
  3. 決定ボタンで、プリセットモードと、周波数チューニングモードが切り替わる。
  4. 周波数チューニングモードで、左右カーソルで、周波数を上下する。
  5. 正面上の5つのボタンから、設定を煎れたいボタンを長押しすれば、その時の周波数をプリセットする。
  6. ラジオモードでプリセットボタンを押すと、プリセット局が選局される。

再生

  1.  正面下の3つのボタンの向かって右... SDリストボタンでラジオモードから、再生モードに入る。
  2. 決定ボタンでフォルダー選択モードに入り、上下左右カーソルでフォルダーを選択し、決定ボタンでそのフォルダーを開く。
  3. 上下左右カーソルで、ファイルを選択(音声ガイドなし)し、再生ボタン(正面中央の3つのボタンの向かって右)でファイルを再生する。
  4. 再生しながら、再生ボタンを押すと、ゆっくり再生、早口再生とノーマル再生と切り替わる。
  5. 再生しながら、再生ボタンを長押しすると、音質が変わる。
  6. 再生しながら左右カーソルで、巻き戻し、早送りのタイムスキップする。停止状態で、左かーそるを押すと、ファイルの先頭、前のファイル、右カーソルで次ぎのファイルに移動する。
  7. 上下カーソルで音量を上下する。

パソコン

 付属のUSBケーブル... といっても30cmほどのみじかいやつだけど... で、パソコンと接続すると、リムーバブルドライブとして認識する。
フォルダーを開いて、mp3ファイルをエンターすると、メディアプレイヤーが起動して、録音したラジオが聞ける。
ということで、便利だね。

 とりあえず、即日レポート。これで終わり。


Updated:2011-february-11; by 抹茶